屋根塗装の縁切りとは？雨漏りを防ぐ重要な作業！

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屋根塗装の縁切りとは？雨漏りを防ぐ重要な作業！

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2024/09/30 屋根塗装の縁切りとは？雨漏りを防ぐ重要な作業！

屋根塗装を検討しているけど、「縁切り」って言葉、聞いたことありますか。
「縁切り」は、屋根塗装の際に必ず行われる作業ではありません。
しかし、雨漏りを防ぐためには非常に重要な作業です。
今回は、屋根塗装における縁切りの必要性や不要なケース、注意点などを紹介していきます。
 

□屋根塗装の縁切りとは？

 
屋根塗装の際に、雨漏りを防ぐために必要な縁切り作業について解説します。
縁切りとは、スレート瓦の重ね部分に塗料が溜まって雨水が流れなくなるのを防ぐために行う作業です。
スレート瓦は、雨水が下に流れるように工夫されており、重ね部分には隙間が設けられています。
しかし、この重ね部分を塗装すると、塗料で隙間が塞がれてしまい、雨水が流れなくなってしまうのです。
 
雨水が流れなくなることで、屋根材の下に溜まり、そこから釘などを伝って屋内へ侵入し、雨漏りの原因となります。
また、塗料で隙間が塞がれることで、毛細管現象が発生しやすくなり、雨水が屋根材内部に侵入する可能性も高まります。
 
毛細管現象とは、細い管状物体の内側の液体が菅の中を上昇する物理現象です。
屋根材の重なり部分が塗料で埋まって狭くなってしまうと、強風時に雨が吹き込み、毛細管現象によって雨水が屋根材の中に侵入してしまうことがあります。
通常は外に流れ出る構造になっていますが、縁切りをしていないと、雨水の逃げ道を塞いでしまい、野地板などの木材を腐らせてしまい雨漏りに繋がってしまいます。
 
縁切りは、雨水の排水に関わる非常に重要な作業です。
縁切りをすることで、雨水がスムーズに流れ、雨漏りを防ぐことができます。
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□縁切りが不要な屋根

 
縁切りは、すべての屋根で必要というわけではありません。
屋根の勾配が急な場合や、経年劣化でスレート瓦の先端が反っている場合は、縁切りが不要なケースがあります。
 

1: 勾配が急な屋根

 
勾配が急な屋根は、雨水が流れやすく、塗料が溜まりにくいので、縁切りが不要です。
目安としては、5～6寸勾配以上の急傾斜の屋根です。
 

2: 経年劣化で先端が反っている屋根

 
スレート瓦は、築7～8年を過ぎると経年劣化で先端が反ることがあります。
先端が反って3～5mmほどの隙間ができていれば、塗料が詰まることもないので、縁切りが不要です。
しかし、これらのケースでも、まずは当社に相談し、屋根の状態を点検しましょう。
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□まとめ

 
縁切りは、屋根塗装において雨漏りを防ぐために非常に重要な作業です。
スレート瓦の重ね部分に塗料が溜まって雨水が流れなくなるのを防ぐために必要となります。
しかし、屋根の勾配が急な場合や、経年劣化でスレート瓦の先端が反っている場合は、縁切りが不要なケースもあります。
 
屋根塗装を検討する際は、当社にご相談ください。
経験豊富なスタッフが屋根の状態を点検して縁切りが必要かどうかを判断し、建物に合った塗料のご提案をします。

 

 

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